転職活動で企業を選ぶ際、ほとんどの人が何らかの基準を設けているかと思います。一般的には希望の職種を選択し、勤務体系・給与・待遇などを見比べて求人を絞り出している人が多いでしょう。一方、企業側はより良い人材を集めるために、求人票にアピールポイントをずらりと並べています。

そこで注意してほしいのが、アピールにすぐ釣られてしまうことです。自分にとって魅力的な条件だったとしても、一旦立ち止まって考えてみましょう。求職者にとって、目を惹くほどの好都合な待遇の求人は、実は過剰なアピールの可能性があります。そのため、まずはどのような企業かをネット検索で入念に調べてみましょう。コーポレーションサイトが無く、就職・転職系口コミサイトなどで酷評されている場合は、応募は保留すべきでしょう。

こうした事実確認をすることに加え、企業の将来性を検討することも大事です。5年後、10年後にも自分はこの会社で働き続けられそうか、希望する業態は10年後にどうなっているかという先の未来まで考えてみましょう。安定性を見出せず、リスクをはらんでいる企業に飛び込むのは避けるべきです。また、時代に逆行し、衰退している業態も同様でしょう。

スキルの磨き方は、自身の将来の在り方に非常に大きな影響を与えます。衰退している業界に入ると、いずれ雇用される場所が無くなり、習得したスキル自体も求められなくなります。それは、これまでの努力がすべて水の泡になることであり、非常に悲しい結末だと言えます。そんな状態にならないよう、先々を見越した転職を行うことが重要です。